当センターの理念
リハビリテーション医療の技術を通じ、身体障害者及び地域住民のQOLに奉仕する。
当センターの基本方針
- 専門的リハビリテーション医療と地域医療によって、社会に貢献するよう努めます。
- 患者さんの人権を尊重し、安全で良質、満足の得られる医療を行います。
- リハビリテーション医療の専門病院として、入院から社会復帰、さらに社会生活の維持まで、個々の障害のレベルにふさわしい一貫したリハビリテーション医療を提供します。
- 職業リハビリテーションセンターとの連携のもとに勤労年齢の障害者の職業復帰を医学的に支援します。
- リハビリテーション・マインドをもって全人的視野での地域医療を行います。(リハビリテーション・マインドとは、急性期から社会生活の維持までを総合的に診ていく医療の考え方です)
- 当センターで働くすべてのスタッフにとって、かけがえのない医療施設であるよう努めます。
院長挨拶
平素より、当センターをご支援いただいております皆様には、心より感謝申し上げます。この度は、吉備高原医療リハビリテーションセンターのホームページをご覧いただきまして厚く御礼申し上げます。
当センターは、人生の中途で障害を負われた方に対する専門的リハビリテーション医療と、吉備高原都市を中心とした吉備中央町における地域医療を2つの柱として取り組んでおります。リハビリテーション医療におきましては、その治療を受けられる約7割がけがや病気で脊髄損傷を受傷された方で、中国四国地方を中心とした西日本の広域から来ていただいているのが大きな特色です。最近は、ヒト(自己)骨髄由来間葉系幹細胞を用いた脊髄再生医療後のリハビリテーション治療に携わる機会も増え、より広域から患者さんにお越しいただくようになりました。

院長 古澤一成
当センターでは、患者さんがどのような形で社会に戻られるのか、すなわち「社会復帰の質」にこだわりをもってリハビリテーション医療を行っております。生産年齢にある方の場合は、「職業復帰」がリハビリテーション医療における理想のゴールの一つとされており、隣接する「国立吉備高原職業リハビリテーションセンター」との連携のもと、一人でも多くの方が“Tax payer(納税者)”として笑顔で過ごせるよう努めております。また、「職業復帰」に至らない方々に対しても、最も高いQOLが獲得できるような社会復帰の形を目指してリハビリテーション治療を施しております。
QOLの向上を目指すという観点から、パラスポーツにも力を注いでおります。運動やスポーツは、身体的・精神的効果がもたらされるだけでなく、それを通じて社会参加することにも意義があり、障害を負われた方にとって健常者以上に大きな役割を果たします。日本のトップアスリートも参加する当センターでの車椅子マラソン競技大会を間近で見ていただいたり、体育館でパラスポーツを体験していただいたり、入院中の患者さんにパラスポーツに触れる機会を設けております。それをきっかけにして社会復帰後に本格的にスポーツを始める方も多数おられます。さらに、パラリンピックなどの世界の舞台で活躍している方もおられ、当センターの職員にも多くの希望と勇気を与えてくれます。
地域医療におきましても、高齢の方、障害をお持ちの方が比較的多い吉備高原都市にあって、リハビリテーション医療のマインドをもって、そのノウハウを生かし、内科や整形外科、歯科などの診療を行っております。吉備中央町において、当センターは入院可能な一般病床を有する唯一の医療機関です。当センターの果たす役割を自覚し、地域医療を通じて吉備高原都市の街づくりに貢献して、地域住民の皆様やこの地域で働いておられる皆様に、信頼され愛される医療機関になるよう努めております。
今後も医療の質の向上を図り「患者さん満足度No.1」を目指すとともに、医療スタッフもやりがいを感じることができる「職員満足度No.1」の日本一のリハビリテーション病院になるべく、職員一同さらなる研鑽と努力を積み重ねる決意でございます。
引き続き、皆様の一層のご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
院長 古澤一成
